名古屋の4人組の女の子のバンド「Old Lacy Bed」のライブをジーコくんのイベント星をみるひとで観てきました。
ガールズバンドって僕の中では大雑把に3タイプあって。
1つがSCANDALみたいな所謂ヤンキー気質なバンド。
上昇志向があってまっすぐに努力してて潔くカッコつけるし格好がつく、そんなバンド。
テレビでよく見る若いガールズバンドはだいたいこんな感じかな。
プリプリとかもこのタイプ。
(僕の中ではアイドル全般もこのくくり。)
2つ目が少年ナイフみたいなキャリアも実力もあってセクシャルな部分を一切商品にしないバンド。女性特有のセンスはもちろん武器になるけどセクシャルな部分は武器にしない感じ。
田渕ひさ子さんとかも僕の中ではこのくくり。
そして3つ目が(多くのインディーネオアコバンドがそうであるように)ナイーブさとか気負わなさとかをそのまんまにリアルな女の子として楽しそうに目一杯音楽を愛してるバンド。
Old Lacy Bedはまさにこの3番目のタイプのキュートなネオアコバンドでした。
曲はどれも懐かしい感じの所謂ネオアコサウンド。
ただドラムとベースに個性があってさらっと流れない感じが凄く好感持てました。
ドラムの子は始終ニコニコして楽しそうに叩いてるのに気の利いたビート絡ませるし、ベースの子はクラスに必ず一人はいるおとなしく控えめだけど実はデキる子みたいな感じでブイブイと存在感のあるバンドの屋台骨となるラインを構築してました。
あとカセットや7インチをリリースしてるってとこもポイント高い!
2013年のバンドがそこにこだわるのは素晴らしい!
バンド名からもリリース形態からもこだわりとか美学が伝わってくる。
そして最後に言いたいのは、4人ともアー写より実物のほうが全然キュートだった!
これ重要!動いてる姿が魅力的なバンドはいい!
MCもそれぞれが交代で担当してお客さんとのコミニュケーションもばっちりで。
本当に良いバンドでした。
またライブみたいです。
soundcloudのページでも曲が聞けます!